引っ越しが決まったとき、ウォーターサーバーは家具や家電のように運ぶだけで済むと思われがちですが、実際には住所変更、水の配送調整、本体の水抜き、運搬方法、新居での再設置確認までを順番に進める必要があります。
手続きが遅れると旧居にボトルが届いたり、新居で水が使えなかったり、サーバー本体を横倒しにして水漏れや故障につながったりするため、引っ越し準備の早い段階で確認しておくことが大切です。
特に天然水宅配型、ボトル回収型、浄水型では対応が少しずつ異なり、メーカーが移設に関わるケースもあれば、利用者自身または引っ越し業者が本体を運ぶケースもあります。
この記事では、引っ越し時のウォーターサーバーで必要になる住所変更とサーバー移動の流れを、手続きの順番、注意点、主要サービスの確認ポイント、よくある失敗まで含めて整理します。
引っ越しでウォーターサーバーは住所変更とサーバー移動を先に進める

引っ越し時のウォーターサーバー対応で最初に考えるべきことは、解約するかどうかではなく、今の契約を新居で継続できるかを確認し、住所変更と本体移動の準備を先に進めることです。
多くのサービスでは、マイページ、公式アプリ、会員サイト、担当販売店、コールセンターなどから住所変更を受け付けており、配送予定日の直前では反映が間に合わない場合があります。
また、サーバー本体は水をためる構造と電気部品を持つため、冷蔵庫に近い家電として扱い、水抜き、立てた運搬、再設置後の安定時間を意識するとトラブルを避けやすくなります。
住所変更は最初に済ませる
引っ越しが決まったら、ウォーターサーバーの住所変更は電気やガスの手続きと同じくらい早めに済ませるのが安全です。
住所変更が遅れると、配送システム上は旧居の住所が残ったままになり、引っ越し後に誰もいない部屋へボトルが届く、受け取りができず再配達になる、新居で飲み水やお湯が使えないといった不便が起こります。
住所変更で確認したい項目は、契約者住所、配送先住所、電話番号、次回配送日、支払い情報、建物名、部屋番号、オートロックの有無などで、特に契約住所と配送先住所を別々に登録できるサービスでは入力先を間違えないことが重要です。
- 新住所の郵便番号
- 建物名と部屋番号
- 次回配送予定日
- 配送時間帯の希望
- 連絡がつく電話番号
手続きそのものは数分で終わることが多い一方、配送手配への反映には締切があるため、引っ越し日が確定した時点で会員ページや公式FAQを見て、いつまでに変更すればよいかを必ず確認しましょう。
旧居への誤配送を防ぐ
住所変更の目的は新居に水を届けることだけでなく、旧居にボトルが届く誤配送を防ぐことにもあります。
ウォーターサーバーは定期配送を設定している利用者が多いため、普段は注文手続きをしなくても水が届きますが、引っ越し時にはその便利さが見落としにつながりやすくなります。
旧居への配送が発生すると、管理会社や新しい入居者に迷惑がかかるだけでなく、再配送や返送の手間が生じ、場合によっては追加費用や受け取り不能扱いになる可能性もあります。
特に月末や繁忙期の引っ越しでは、荷造り、役所手続き、インターネット工事、粗大ごみ処分に意識が向きやすいため、ウォーターサーバーの次回配送予定日をカレンダーに入れておくと抜け漏れを防げます。
水の在庫が多い場合は配送スキップや配送周期変更も検討し、旧居で使い切る量、新居へ持っていく量、新居に最初に届く量のバランスを整えると無駄が出にくくなります。
配送エリアを確認する
引っ越し先でも同じウォーターサーバーを使えるかどうかは、メーカーの配送エリアや担当販売店の管轄によって変わります。
全国配送に対応している宅配水サービスでも一部地域、離島、山間部、配送会社の対応外エリアでは条件が異なることがあり、地域密着型のボトル配送サービスでは担当販売店が変わる場合があります。
| 確認項目 | 見る理由 |
|---|---|
| 配送対象エリア | 継続可否を判断する |
| 担当販売店 | 回収や交換方法が変わる |
| 配送料 | 地域で費用が変わる場合がある |
| 配送曜日 | 受け取り計画に関わる |
| 設置条件 | 新居で置けるか確認する |
配送エリアの確認を後回しにすると、住所変更はできても配送条件が合わない、担当店の引き継ぎが必要、旧サーバーの回収と新サーバーの設置を別日で調整する必要があるといった事態に気づくのが遅れます。
遠方への転居、離島への転居、賃貸から戸建てへの転居、オフィスから自宅への移動などは条件が変わりやすいため、住所を登録する前にサポート窓口へ確認するほうが確実です。
サーバー移動は水抜きから始める
ウォーターサーバー本体を動かす前には、原則として内部と出水口まわりの水抜きを行う必要があります。
水抜きをしないまま運ぶと、車内や床に水が漏れるだけでなく、電気部品まわりに水が回って故障の原因になったり、ボトル差込口やタンク内に残った水がこぼれて衛生面の不安につながったりします。
水抜き方法はサーバーの機種によって異なり、背面の排水キャップを使うタイプ、温水タンクを冷ましてから排水するタイプ、ボトルを抜いてから出水口で残水を出すタイプなどがあります。
温水機能がある機種では、電源を抜いてすぐに排水すると熱い水でやけどする危険があるため、取扱説明書に記載された手順に沿って十分に冷ましてから作業することが大切です。
水抜きは引っ越し当日の朝に慌てて行うより、前日までに飲み切る水の量を調整し、バケツ、タオル、保護用の袋、養生テープを用意しておくと落ち着いて進められます。
運搬は立てた状態を守る
ウォーターサーバーを移動するときは、横倒しにせず、できるだけ立てた状態を保つことが基本です。
サーバー内部には冷却に関わる部品や水の通り道があり、横に寝かせると冷媒や残水の位置が乱れ、再設置後の不具合や水漏れにつながる可能性があります。
公式FAQでも、機種によっては傾ける角度に注意する案内があり、フレシャスやエブリィフレシャスでは水抜き後に45度以上傾けず運搬する旨が案内されています。
引っ越し業者へ依頼する場合も、単に家電として積み込んでもらうのではなく、水抜き済みであること、横倒しにしないこと、ボトル差込口を保護していること、電源コードやトレー類をまとめていることを事前に伝えると安心です。
自家用車で運ぶ場合は、座席や荷室で本体が倒れないように固定し、強い振動や衝撃を受けにくい位置に置き、到着後もすぐに電源を入れず状態を確認しましょう。
再設置後は状態を確認する
新居へウォーターサーバーを運び込んだら、すぐに使い始める前に本体の状態と設置場所を確認します。
移動中に外装へ傷が入っていないか、受け皿やトレーが外れていないか、電源コードが折れていないか、ボトル差込口に異物が入っていないかを見ておくと、初期トラブルに早く気づけます。
設置場所は直射日光が当たりにくく、熱源から離れ、水平で安定した床面が向いており、コンセントに無理なく届く位置を選ぶと日常利用もしやすくなります。
冷蔵庫と同じように、移動後は内部の状態が落ち着くまで時間を置いてから電源を入れる案内をしているメーカーもあるため、使用中の機種の取扱説明書やFAQに沿って再設置しましょう。
再設置後に水の出が弱い、異音がする、漏れがある、温水や冷水にならないと感じた場合は、自己判断で分解せずサポート窓口に相談するのが安全です。
解約判断は最後にする
引っ越しを機にウォーターサーバーを解約したくなる人もいますが、住所変更とサーバー移動で継続できるなら、解約を急がないほうがよい場合があります。
契約期間の途中で解約すると解約金や撤去費用が発生することがあり、新居で再契約する場合にも初期費用、設置日調整、キャンペーン条件の確認が必要になるため、単純に解約したほうが安いとは限りません。
一方で、新居が狭い、ボトル保管場所がない、水道直結型に変えたい、赤ちゃんのミルク作りが落ち着いた、在宅時間が減ったなど、生活環境が大きく変わるなら見直しの機会になります。
判断する順番は、まず継続可否を確認し、次に移動方法と費用を確認し、それでも使い勝手や料金が合わなければ解約や乗り換えを比較する流れが現実的です。
引っ越し直前は判断材料が不足しやすいため、新居の間取り、家族の水の消費量、配送受け取りのしやすさを想定してから決めると後悔しにくくなります。
住所変更の手順は配送予定日から逆算する

ウォーターサーバーの住所変更は、単に新住所を登録するだけでなく、次回配送日をいつにするか、旧居で水をどれだけ使うか、新居で最初にいつ水が必要かを合わせて考える必要があります。
公式FAQでは、マイページやアプリで住所変更できるサービスが多い一方、担当販売店への連絡や会員サイトでの手続きが必要なサービスもあります。
特に配送予定日の直前は変更が間に合わない場合があるため、引っ越し日ではなく次回配送日を基準に逆算すると、旧居と新居のどちらにも無駄なく水を届けやすくなります。
マイページで変更する
マイページや公式アプリで住所変更できるサービスでは、契約者情報や配送先情報の編集画面から新住所を登録するのが一般的です。
プレミアムウォーターでは引っ越し時に住所変更手続きが必要と案内されており、配送先を契約住所とは別の場所に設定する方法も公式FAQで説明されています。
コスモウォーターはマイページまたは電話で住所変更を受け付けており、マイページでは住所や電話番号などのお客様情報の照会と変更に対応している案内があります。
- ログイン情報を確認する
- 登録住所を新住所にする
- 配送先住所も確認する
- 次回配送日を確認する
- 変更完了通知を保存する
入力後は変更したつもりでも保存できていないことがあるため、完了画面、受付メール、マイページの登録情報を見直し、郵便番号、番地、建物名、部屋番号に誤りがないかを確認しましょう。
電話や販売店で連絡する
地域担当制のサービスやボトル回収型サービスでは、マイページだけで完結せず、担当販売店や配送員への連絡が必要になることがあります。
アクアクララは引っ越し前に会員専用WEBサービスのマイアクア、または現在利用中の担当販売店へ知らせるよう案内しており、住所変更の手続きは担当販売店やマイアクアから進める形になります。
クリクラは引っ越しが決まったら早めに配送員、引っ越し申込フォーム、問い合わせフォームへ連絡するよう案内しており、現在使用中のサーバーを回収し新居へ新しいサーバーを届ける対応も示されています。
| 連絡先 | 向いているケース |
|---|---|
| マイページ | 住所だけ変更したい |
| 公式アプリ | 配送予定も見たい |
| コールセンター | 締切が近い |
| 担当販売店 | 回収や交換が必要 |
| 配送員 | 地域担当制を利用中 |
電話で連絡する場合は、契約者名、登録電話番号、旧住所、新住所、引っ越し日、最終受け取り希望日、新居での初回配送希望日をメモしておくと、やり取りが短く済みます。
配送スキップを使う
引っ越し前後は生活リズムが乱れやすいため、住所変更とあわせて配送スキップや配送周期変更を検討すると在庫過多を避けられます。
旧居にボトルが多く残っていると荷物が増え、新居に到着してすぐ大量の水が届くと保管場所を圧迫するため、家族の消費量を見ながら一時的に配送間隔を広げると扱いやすくなります。
ただし、サービスによってはスキップ回数や休止期間に条件があり、一定期間注文がないと休止手数料や別途費用が発生する場合もあるため、料金ルールを確認してから設定しましょう。
引っ越し直前に水が不足すると、サーバーはあるのに使えない状態になりやすいため、旧居で使い切る量を少なめに見積もり、必要ならペットボトルの水を補助として用意する方法もあります。
新居での初回配送日は、入居日当日よりも荷ほどきが少し進んだ日を選ぶと受け取りやすく、玄関や廊下に荷物が集中しているタイミングを避けやすくなります。
サーバー移動の準備は水抜きと保護が中心になる

ウォーターサーバー本体の移動は、住所変更とは別の作業として考える必要があります。
本体には水、温水タンク、冷水機能、電源まわり、ボトル差込口、受け皿などがあり、通常の家具よりも水漏れや衝撃への配慮が必要です。
移動方法を誤ると、引っ越し先で使えない、床を濡らす、部品を紛失する、引っ越し業者の補償対象かどうかで揉めるといった問題につながるため、事前準備を丁寧に進めましょう。
水抜きは前日までに行う
水抜きは引っ越し当日に行うより、前日までに作業できる状態へ整えておくほうが安全です。
温水機能付きのサーバーでは、電源を切ってから内部の熱い水が冷めるまで時間が必要になり、作業直前に慌てるとやけどや排水ミスの原因になります。
水抜き前には、ボトルを外す、チャイルドロックを確認する、出水口から水を出す、背面排水がある場合はバケツを用意する、床にタオルを敷くなど、機種に合った準備をします。
- 取扱説明書を読む
- 電源を切る
- 温水を冷ます
- 残水を排出する
- 床を養生する
作業後も内部に少量の水が残ることがあるため、完全に乾いた家電として扱うのではなく、念のため吸水用のタオルやビニール袋を近くに置いて運搬時の漏れに備えると安心です。
部品はまとめて管理する
ウォーターサーバーの移動では、本体だけでなく受け皿、ボトルキャップ、差込口カバー、転倒防止ワイヤー、説明書、排水キャップなどの小さな部品をなくさないことも重要です。
小物が一つ足りないだけで水漏れや設置不良につながることがあり、新居で使い始めようとしたときに部品が見つからず、サポートへの連絡や再送手配が必要になる場合があります。
| 部品 | 管理方法 |
|---|---|
| 受け皿 | 洗って袋に入れる |
| 排水キャップ | 外さず締める |
| 電源コード | 軽く束ねる |
| 説明書 | 新居で開く箱へ入れる |
| 固定具 | 本体近くにまとめる |
引っ越しの荷造りでは段ボールが多くなるため、ウォーターサーバー関連の部品は専用の袋に入れ、袋の外側に大きくサーバー部品と書いて本体の近くに置いておくと探しやすくなります。
ボトル差込口はほこりや異物が入りやすい部分なので、メーカーが許容する範囲でラップや清潔な袋で保護し、粘着力の強いテープを直接貼って跡が残らないよう注意しましょう。
引っ越し業者に伝える
ウォーターサーバーを引っ越し業者に運んでもらう場合は、見積もりや搬出前の段階で、立てたまま運びたい家電であることを伝えておく必要があります。
当日になって初めて伝えると、トラック内の積み方や固定場所が確保できず、横にしないと積めない、他の荷物と接触しやすい、養生が不十分になるといった問題が起こりやすくなります。
業者によってはウォーターサーバーの運搬可否、補償範囲、水抜き済みであることの条件が異なるため、契約前に確認しておくと安心です。
メーカーがサーバー回収や交換を行うタイプでは、引っ越し業者が本体を運ばないほうがよいケースもあるため、契約中のサービスの案内を先に確認してから引っ越し業者へ依頼しましょう。
搬出前には水抜き済みであること、電源コードをまとめたこと、受け皿を外したこと、倒さないでほしいことをメモにして本体へ貼ると、作業員が複数いる現場でも情報が伝わりやすくなります。
新居では設置場所と使い始めの確認が欠かせない

新居にウォーターサーバーを置くときは、旧居と同じ場所感覚で決めず、動線、コンセント、床の安定、日差し、ボトル交換のしやすさを改めて確認する必要があります。
引っ越し直後は荷物が多いため、仮置きのまま使い始める人もいますが、あとから移動するたびに水抜きや持ち上げが必要になり、手間と故障リスクが増えます。
最初に適切な設置場所を決め、再設置手順と初回出水を確認してから使うことで、日常の使いやすさと安全性を両立しやすくなります。
設置場所は生活動線で決める
新居での設置場所は、見た目の収まりだけでなく、毎日どの場面で水やお湯を使うかを基準に選ぶと失敗しにくくなります。
キッチン近くに置けば料理やミルク作りに便利ですが、狭い通路に置くとボトル交換や水の受け取りがしにくく、リビングに置けば飲み水として使いやすい一方で、日差しや転倒対策に注意が必要です。
- キッチン近く
- リビングの壁際
- ダイニング周辺
- 寝室の外側
- 在宅ワーク席の近く
置き場所を決めるときは、扉の開閉、冷蔵庫や食器棚との距離、子どもの手が届く範囲、ペットがぶつかる可能性、ボトルのストック場所まで一緒に考えましょう。
使い始めてから場所を頻繁に変えると、本体を傾けたりコードを引っ張ったりしやすくなるため、最初の段階で一週間の生活を想像して配置するのが理想です。
床とコンセントを確認する
ウォーターサーバーは水を含むため見た目以上に重く、床が水平で安定していない場所に置くと転倒や振動音の原因になります。
畳、厚いカーペット、段差のある床、斜めになった場所では本体がぐらつきやすく、ボトル交換時に力が加わると不安定になることがあります。
| 場所 | 注意点 |
|---|---|
| 直射日光の近く | 温度上昇を避ける |
| コンロ付近 | 熱や油はねに注意 |
| 湿気の多い場所 | 電源まわりを守る |
| 通路の中央 | 接触や転倒に注意 |
| 不安定な床 | 水平を確認する |
コンセントは延長コードやたこ足配線に頼らず、できるだけ壁の差し込み口に直接接続できる位置を選ぶと安全性が高まります。
新居の間取りによっては理想の場所にコンセントがないこともあるため、家電配置と一緒に検討し、無理なコード配線で足を引っかけないようにしましょう。
使い始めは説明書どおりに行う
新居で再設置したウォーターサーバーは、ボトルをセットして電源を入れればすぐ使えるとは限りません。
機種によっては、移動後に一定時間置いてから電源を入れる、初回設置手順に沿って冷水と温水の出水を確認する、温水スイッチを入れる前にタンクへ水を満たすなどの手順があります。
手順を飛ばすと空焚き、温水不良、冷水にならない、異音、水漏れなどにつながる可能性があるため、旧居で使っていたから慣れていると思わず、再設置時は説明書を見ながら進めるほうが安全です。
特に下置きボトル型、上置きボトル型、浄水型、水道直結型ではセット方法が異なるため、同じウォーターサーバーという名前でも再開手順は同じではありません。
異常を感じた場合は、電源を入れ直したり本体を傾けたりする前に、公式FAQやサポート窓口へ確認し、保証や点検の対象を外さないようにしましょう。
サービス別の違いは公式案内で確認する

ウォーターサーバーの引っ越し対応は、サービスごとに受付方法、連絡期限、サーバー本体の移動方法、担当販売店の関与が異なります。
同じ住所変更でも、マイページで完了するサービス、電話が使えるサービス、担当販売店へ連絡するサービス、現サーバーの回収と新居への新サーバー配送を案内するサービスがあります。
ここでは代表的なサービスの公式案内で確認できる方向性を整理し、契約中のサービスで何を見ればよいかを判断しやすくします。
マイページ型は締切を確認する
プレミアムウォーター、コスモウォーター、フレシャスなどは、マイページや公式アプリを通じて住所変更を進めやすいサービスです。
ただし、フレシャスは住所変更を届け予定日の7日前までに行う案内があり、初回配送の住所変更はマイページではなくサポートセンターへの連絡が必要とされています。
プレミアムウォーターは住所変更手続きが必要で、公式アプリやマイページで配送先情報を設定する案内があり、サーバー移動時は水抜きや横倒しを避ける注意も示されています。
- プレミアムウォーター
- コスモウォーター
- フレシャス
- エブリィフレシャス
- うるのん
マイページ型の注意点は、手軽に変更できる一方で、締切後に変更しても次回配送へ反映されない可能性があることです。
住所変更後は、登録住所だけでなく次回配送先と配送予定日まで確認し、必要なら配送スキップや配送日変更を組み合わせましょう。
担当販売店型は早めに連絡する
アクアクララやクリクラのように担当販売店や配送員が関わるサービスでは、住所変更だけでなく、担当エリアの変更、サーバー回収、新居での再設置まで確認する必要があります。
アクアクララは引っ越し前にマイアクアまたは現在の担当販売店へ知らせるよう案内しており、引っ越し先でもスムーズに使うため早めの連絡が求められます。
クリクラは引っ越しが決まったら早めに配送員や申込フォームへ連絡するよう案内し、1から2週間前までの連絡を目安として示しています。
| サービス傾向 | 確認したいこと |
|---|---|
| 宅配水型 | 配送先と次回配送 |
| ボトル回収型 | 空ボトル回収 |
| 販売店担当型 | 担当店の変更 |
| 浄水型 | 本体移動と再設置 |
| 水道直結型 | 工事や取り外し |
担当販売店型は、利用者自身で本体を動かすより、回収や交換の段取りを組んでもらえる場合があるため、自己判断で移動する前に連絡したほうが安心です。
浄水型は配送以外も見る
浄水型ウォーターサーバーはボトル配送がないため、住所変更を忘れても水が旧居に届く心配は少ないように見えますが、契約住所、請求先、フィルター配送、サーバー本体の設置条件は確認が必要です。
エブリィフレシャスでは、住所変更をマイページから行い、サーバー移動は利用者自身または引っ越し業者に依頼し、水抜き後に45度以上傾けず運ぶ案内が示されています。
ハミングウォーターの規約では、氏名や住所などに変更が生じた場合に遅滞なく届け出ることが案内されており、浄水型でも登録情報の更新は必要です。
水道直結型の場合はさらに注意が必要で、取り外しや再設置に工事が関わることがあり、賃貸では原状回復や管理会社への確認が必要になる可能性があります。
浄水型はボトルの荷物が減る一方、フィルターの受け取りや本体の状態確認が残るため、宅配水型より簡単と決めつけず、契約中サービスの公式案内に沿って進めましょう。
引っ越し前後の失敗は事前の確認で防げる

ウォーターサーバーの引っ越しトラブルは、特別な作業が難しいから起こるというより、確認の順番が曖昧なまま当日を迎えることで起こりやすくなります。
住所変更をしたつもりでも配送先が旧住所のままだったり、水抜きを後回しにして当日に間に合わなかったり、引っ越し業者に横倒し禁止を伝えていなかったりするケースが典型です。
ここでは、引っ越し前後で起こりやすい失敗を整理し、どの段階で何を確認すれば防げるかを具体的に見ていきます。
ボトル在庫を増やしすぎない
引っ越し前にボトルが多く残っていると、荷物が重くなり、保管スペースも取り、引っ越し作業の負担が増えます。
災害備蓄として水を残す考え方は大切ですが、開封済みの水や保管場所が定まらない水を大量に移動すると、衛生面や運搬面で扱いにくくなることがあります。
- 未開封ボトルの本数
- 開封中ボトルの残量
- 空ボトルの回収予定
- 新居の保管場所
- 配送スキップの可否
引っ越しの二週間ほど前から水の消費量を見直し、追加注文を控える、配送間隔を延ばす、空ボトルの回収日を合わせるなどの調整をしておくと無駄が出にくくなります。
ただし、引っ越し当日や翌日は料理や掃除で水を使うこともあるため、完全にゼロを目指すのではなく、最低限の飲み水を残す考え方が現実的です。
水漏れ対策を忘れない
サーバー本体を移動する際の水漏れは、床、車内、段ボール、他の家具を濡らす原因になるため、事前の対策が欠かせません。
水抜きをしてもタンクや配管内に少量の水が残る可能性があり、階段で傾けたときやトラック内で揺れたときに漏れることがあります。
| 対策 | 目的 |
|---|---|
| タオルを敷く | 床濡れを防ぐ |
| 差込口を覆う | 異物混入を防ぐ |
| 本体を立てる | 漏れと故障を防ぐ |
| 部品を外す | 破損を防ぐ |
| 到着後に確認する | 異常を早期発見する |
本体の下部や背面の排水キャップは特に見落としやすいため、排水後にしっかり締まっているか、パッキンがずれていないかを確認しましょう。
水漏れが起きた場合に備えて、引っ越し当日は本体を最後に積むか、すぐ確認できる位置に置いてもらうと、到着後の点検がしやすくなります。
費用の発生条件を確認する
引っ越しに伴うウォーターサーバーの費用は、住所変更自体は無料でも、サーバー交換、撤去、再設置、休止、解約、配送エリア変更で費用が発生する場合があります。
特に契約期間中に解約する場合や、引っ越しをきっかけに別機種へ変更する場合は、最低利用期間、解約金、交換手数料、回収費用を確認しておく必要があります。
また、引っ越し業者に運搬を依頼する場合は、ウォーターサーバーの運搬が標準作業に含まれるか、水抜き済みでなければ運べないか、破損時の補償範囲がどうなるかも確認しましょう。
費用の確認をしないまま解約や交換を申し込むと、思ったより高くついたり、新規契約キャンペーンの条件に合わなかったりすることがあります。
判断に迷う場合は、継続利用、移設、交換、解約、乗り換えの五つを並べて、初期費用、月額費用、手間、使い勝手を比較すると納得しやすくなります。
新生活で使いやすい形に整えれば引っ越し後も困りにくい
引っ越しでウォーターサーバーを扱うときは、住所変更をして終わりではなく、本体を安全に移動し、新居で使いやすい場所に設置し、配送予定と水の在庫を生活に合わせて整えることが大切です。
手続きの基本は、引っ越し日が決まったら契約中のサービスで配送エリアと住所変更方法を確認し、次回配送日から逆算して手続きを済ませ、本体は水抜きと保護をしたうえで立てた状態で運ぶ流れです。
マイページ型のサービスでは変更締切と配送先の反映を確認し、担当販売店型のサービスではサーバー回収や新居での設置方法まで早めに相談すると、旧居への誤配送や新居での使用開始遅れを防ぎやすくなります。
新居では床の安定、コンセント、日差し、生活動線、ボトル保管場所を見直し、再設置後は説明書どおりに状態を確認してから使い始めると安心です。
引っ越しは契約内容や使い方を見直すよい機会でもあるため、継続、配送スキップ、機種変更、解約、乗り換えを焦らず比較し、新生活に合うウォーターサーバーの使い方へ整えていきましょう。



